バーチャミューズリー~第31回朝活・朝早起きしてホテル朝食会 in グランドハイアット東京

2013年3月1日

 前回は会場となったホテルが震災のため急遽変更という出来事がございました。

 普通に都内に出てくる。当たり前といえば当たり前のこと。にも関わらず、「何となく怖い」「わざわざ危険な目に遭いに行くのは御免だ」といった風潮さえ感じられてしまう。何か残念な気がします。

 とはいえ実際には帰りに震度4の地震にも遭いまして。何とか平常通り電車は運行したので事無きを得たのですが、震災から1か月を過ぎ、余震が未だに収まらない状況。何とかして欲しいものです。

 何しろ東北地方は未だに震度5とか6ですので関東どころではないはずなのですが・・・

 今回ももしかして、という心配はあったのですが何とか平常通り開催できました。

 場所は六本木・グランドハイアット東京のフレンチキッチンです。参加者の方にもご協力頂き、写真の充実度もアップしております。

 六本木といえばあのリッツカールトン東京が有名です。駅から近く、高層階(45階)にもあるリッツと比べ、こちらグランドハイアット東京はどちらかというと隠れ家、といいますか、ややもすると「目立たない」イメージがします。そんなグランドハイアット東京での朝食会はどんな印象を与えるのか・・・

グランドハイアット東京 フレンチキッチン 六本木 ソーセージ グランドハイアット東京 フレンチキッチン 六本木 ハム

 ソーセージは2本。前回訪れた時よりも何か味か向上していたような感じです。これはちょっとうれしいですね。

 キノコのソテーはここの名物。ソーセージやベーコンとともに必ず添えておきたい一品です。それとトマトも忘れずに。

 外資系のホテルらしく、ハム等が充実しております。スモークサーモンもあったのですが、今回は食べ切れず。前菜に必ず一品、入れておきたいですね。

朝活 乃木坂 グランドハイアット東京 フレンチキッチン 朝食 デニッシュ

 比較的甘いパンが揃う外資系ホテルの中で、ここのパンはあまり甘くないのが特徴です。量の割には結構食べられます。左にあるのはトマトとチーズのデニッシュです。

グランドハイアット東京 フレンチキッチン 朝食 エッグベネディクト グランドハイアット東京 フレンチキッチン 朝ごはん エッグベネディクト

 卵料理はオムレツもあるのですが、今回はエッグベネディクトで。

 以前、マンダリンオリエンタルホテル東京を訪れた際、マフィンをベースにしたエッグベネディクトでした。また、ホテル西洋銀座でも同様。しかし、ここはかなり硬い。(フランスパンでしょうか?)

 かなり個性的なエッグベネディクトです。むろん味はお墨付き。ホテル毎に、とりわけ外資系ですとエッグベネディクトの個性が楽しめるのでこれは一つの楽しみですね。

 それと、横にあるのはフレンチトースト、外資としては珍しく、甘さ控えめでの美味しさが絶妙です。

グランドハイアット東京 フレンチキッチン 朝食 ワッフル

 ついでですので、もう一つ、シェフオーダーできるのがこのワッフル。これも甘すぎず。ほどよい感じが特徴です。メインディッシュでも、デザートでも食べられます。

六本木 グランドハイアット東京 フレンチキッチン ハムステーキ 朝食 朝食 グランドハイアット東京 フレンチキッチン 和食 お粥

 ここの特徴として、ハムステーキというのがございます。以前、ホテルコムズ銀座というのを訪れた際、鶏肉を自分で切り取るというのがあったのですが、ここは豚肉を丸々一匹、シェフが切り取ります。とはいえ、割とあっさりしてて、朝食のボリュームとしては申し分ない感じです。

 和食メニューとして、お粥もあります。以前は中華粥っぽい感じだったのですが、純和風のお粥になておりました。

朝活 グランドハイアット東京 フレンチキッチン ブルーチーズ 朝食 グランドハイアット東京 フレンチキッチン 朝食 メロンパン 柚子

 外資系ホテルの特徴として、チーズの種類の充実があげられるのですが、ココの特徴の一つとしてブルーズチーズというのがあります。チーズなのですが甘い感じがして、チーズといってもチーズのような感じがしない。ちょっと不思議な感じの食べ物です。

 その他のパンをちょっと紹介。秀逸だったのが右の写真にある白いパン。メロンパンです。

 柚子の入ったメロンパンです。甘さがかなり控えめなのですが、これが絶妙。コンビニのパンに慣れているとちょっとカルチャーショックを受けてしまうかもしれません。

 余談ですがメロンパンの隣にある黒いのはカヌレといいます。フランスの焼き菓子です。

グランドハイアット東京 フレンチキッチン モーニング フルーツ

 鬼門であったフルーツも、参加者のご厚意に支えられ、撮影に成功致しました。

からスタイリッシュなブレックファーストに徐々になりつつあります。

グランドハイアット東京 フレンチキッチン ビュッフェ オレンジジュース 朝食

 実はココの一番のイチオシ、あまり目立たないのですが、オレンジジュース。
当日大いに盛り上がりました。

 実は自分でも気付かなかったのですが、指摘されて新めてその良さに気付いたわけですが。確かに酸味が少なく、ものすごく飲み心地がいい。クセもほとんどない。かといって人工甘味料のような感じでもない。むろん外資系の高級ホテルの例外に漏れず、こういったジュースの質はかなり高いです。

 こういった中で、オリジナルジュースをお勧めできるケースというのは結構あったのですが、オレンジジュースをお勧めできるケースというのは少ないでしょう。

  オレンジジュースがお勧め。

 これだけでもかなり価値があるような気がします。

グランドハイアット東京 フレンチキッチン モーニング フレーク 六本木 グランドハイアット東京 フレンチキッチン モーニング ヨーグルト グランドハイアット東京 フレンチキッチン バーチャミューズリー 朝食

 最後にデザートを紹介しておきます。フレークと、

 ヨーグルト、そしてバーチャミューズリーです。

 余談ですが、某ホテルの朝食に置いてあったバーチャミューズリーのレシピを書いておきます。

・牛乳 150cc
・オートミール 120g
・ヨーグルト(プレーン) 200cc
・レモンジュース 50cc
・グラニュー糖 100g
・ローストヘーゼルナッツ(粗切り) 25g
・ドライレーズン 25g
・バナナスライス 1本
・リンゴすりおろし 1個
・ホイップクリーム(8分立て) 100cc

*全てを混ぜ合わせて終了です。一晩寝かすとしっとりします。

 外資系ホテルというと、味が濃い、甘い、というイメージがあるのですが、とにかく繊細、薄味という印象が残った一日でした。

 また、ここは隠れ家的なイメージが強く、朝食会をするなら何度か朝食会をやった方、どちらかというと中・上級者向けといった感じです。

 レイアウトも非日常的な豪華さ、というよりもアットホームで何といいますか、ホームパーティーの延長線上のような感じ。かなりくつろいだ感じの雰囲気が特徴です。

 ある程度朝食の雰囲気を心得た感じの人同士で集まりたい感じです。ここで朝食会を楽しめたらある意味朝食会上級者(?)かもしれません。

グランドハイアット東京
106-0032, 東京都港区六本木6-10-3
電話: +81 3 4333 1234 ファックス: +81 3 4333 8123
フレンチキッチン
03-4333-8781