セミナーの懇親会等で名刺を頂いた方から仕事を受注するには?

2013年2月24日

 これを言うと割と不思議に思われることがあるのですが、実はセミナーの懇親会で名刺をいただいた方から仕事をいただくというケースが結構あったりします。

 飛び抜けた実績があるわけでもない。すごい地位や肩書を持っているわけでもない。おそらく自分と同じ立場の方が同じような経験をされていらっしゃると思うのですが、

 人脈作りと思って積極的に懇親会等に参加する。たくさん名刺交換をしたのだが全然仕事に結びつかない・・・

 実は自分もそうでした。

 とにかく人脈は大事だ。名刺交換をたくさんして、まずは土台をつくらなければ・・・

 しかし反響は全くありません・・・名刺を一瞥されてオシマイ。

 ではその当時と現在と何が違うかといいますと、このブログの内容を見れば当然と言えば当然なのですが、

 ホテルの朝食の話題を持っていたか否かの違いです。

 基本的にホテルの朝食巡りをするようになって以降、こういった交流会、ないしは懇親会において、これまで訪れたホテルの朝食の内容を積極的に情報提供するようにしました。

 そうなりますと、「○○ホテルの朝食に一度行ってみたい」といったお返事を頂くことが何度か出てきました。

 ホテルの数が増えれば増えるほど選択肢も増えてきますし、話題の量も増えますので、こういった確率は上がっていきます。また、名刺には当然ながらブログとサイトのURLも書いてありますので、その内容を見ていただいた後、後日お問い合わせをいただくこともございました。

 この後、実際にお会いするわけです。

 その際、当然ですが早起きという時間を共有致します。これによってまた次にお会いする機会ができるわけです。「また早起きがしたい」ということで、お互い会う理由ができますので。

 もちろん、この一回限りで終わってしまうこともございます。(というよりこういったケース多いです)

 それでも二回、三回と継続してお会いしていただけるケースもございます。こういった方々ですと、そのうち仕事の話にもつながっていきます。

 後は相手方から勝手に仕事の話を持ち出してくれます。コチラ側と致しましては一方的に話を伺うだけです。こういった展開になるのは思ったよりも早い。そう考え、焦らずに、一回一回のご縁を大事にして人とお会いしていく。それの繰り返しです。

 ごくシンプルな内容ですが、それを考えますとホテルの朝食にも様々なものが見えてきます。

「こういった情報を伝えれば喜んでもらえるだろうか?」「こんなことは雑誌には書いていないだろう」そういった思案を巡らすことが面白くなってくるわけです。

 懇親会はいうなれば、自分の経験を発揮する「実践の場」です。自分が仕入れた知識がどの程度伝わり、どの程度喜んでもらえるか?それがどの程度伝わったかで、その後お会いできるかも、あるいは実際に仕事につながるかも変わってきます。

 こういったことがありますと当然早起きも楽しくなってきます。もともとホテルの朝食というものに興味があれば楽しさという要素はあるのですが、更に楽しみが増えてくるわけです。

 余談ですがこういった気になってきますと、今までは読みっぱなしだったビジネス書、いつの間にか本棚の奥で埃をかぶっている本ももう一度読み返そうという気にもなってきます。

 そうなると現在の問題解決も割と見えてきたりするわけです。文章としては理解できていたものが、実際の問題に直面すると全く理解になっていなかった・・・そういうことが体で理解できるわけです。

 ホテルの朝食で朝食の情報を取得し、その情報を懇親会で提供する・・・早起きに興味がある人、あるいはホテルの朝食というニッチな情報に興味を引かれる方は決して少なくありません。

 懇親会で会ったご縁を今後に発展させるために、「お会いするためのキーワード」を作る。

 単に早起きしてホテルを活用するだけでなく、交流会ないしは懇親会という実践の場につなげていく、ホテルの朝食の一つの活用法として一つ提案をさせていただきたいと思います。