呑み代を握り締めて朝、料亭へ～第20回朝活・朝早起きしてホテル朝食会 in 渋谷セルリアンタワー東急ホテル（金田中　草）

2010年6月27日2013年3月3日

　大勢での朝食会とはちょっと趣が異なりまして、以前から個人的にお会いしたい方との1対1でのミーティングだったのですが、とりあえず節目の20回です。

　その記念すべき20回は渋谷セルリアンタワー東急　金田中　草。何と朝食会、というよりこのブログ開始して以来初のコースメニュー。

　余談ですがセルリアンタワー東急には1階、ガーデンキッチンかるめらというのがございます。ここは個人的に申し上げておきますと、朝食バイキングの中でも料理の充実度は屈指の場所でして非常にお勧めです。

　基本的に朝食といえばバイキング、と条件反射的に、ビュッフェと名のつくホテルを探して回っていたのですが、今回はコースメニューのご提案をいただき、せっかくなので今回は趣を変えて2階へ。

　コースメニューですと献立表に沿って一品ずつ料理が運ばれてきます。　（←そりゃ当たり前だろ）

　ブッフェ形式にすっかり慣れ切ってしまいますと、こういった「運ばれてくる」感覚がすっかり麻痺してしまいますので注意が必要です。

　まずは目覚めの果汁と国産大豆の冷奴豆腐をいただきました。

　実に優雅でセレブでリッチな前菜ですね。

　実に丁寧な盛り合わせ。朝食バイキングだとどうしても我流で盛り合わせるので汚ったね～絵的によろしくないのですが、プロの盛り付けは目を見張るものがあります。

　献立表というのもの非常に参考になるものでして、適当に野菜、おかずというのではなくて、「茄子阿蘭陀煮」「白瓜塩もみ」「源氏蒲鉾」といったように名前がついております。

　基本的にこういったものに目を通すことができるのは結構値の張るお店です。（というよりここも昼や夜なら値の張るお店ですが）

　こういった献立表にお手頃な値段で目を通すことができるのも朝食の一つの特権なのかもしれません。

　

　ご飯ものは枝豆粥とご飯、味噌汁を選ぶことができます。今回は枝豆粥を選ばせて頂きました。（ご飯もの撮影にご協力いただきました）

　最後の飲みものは茜茶（コーヒーとの選択）を選ばせて頂きました。

　ほんのり甘い感じのお茶です。和食メニューなのでコーヒーよりもお茶がよく合いました。

　朝食バイキングだとパンを食べる機会が多いのでコーヒーを飲む機会が多いのですが、今回は和食を最初から最後まで堪能致しましてので最後も締めもお茶です。

　この後ほうじ茶も出たのですがこれもなかなかおいしかったですね。ご飯がおいしかっただけにその後のお茶の味も格別です。

　ホテル巡りを続けて約60軒、朝食会含めると80軒で始めてのコースメニュー体験となりました。

　一般論としてメリットは

・料理を運んでいただけるのであくせくしない。
・盛り付けが綺麗。
・適正量が守られる（食べ過ぎ、偏食などがない）

　デメリットとしては、

・好きな食べ物が選べない。
・（料理の内容で）外れると損した気分になる。
・好きなものをもっと食べたい気分になる（かもしれない？）

　といった感じでしょうか。

　とはいえ、今回の内容にはかなり高いレベルで満足致しております。

　というのも、朝食会というのが基本的に人と人との集まりですので、時間の有効活用、ということから考えますと、コースメニューのメリットである、「あくせくしない」というのは非常に貴重な要素です。

　こういった要素を最大限に活かすため、これまでも高級すぎる場所、あるいは料理の質があまり高すぎる場所はかえってマイナスになることもあるということはお伝えしてきました。

　しかし、コースメニューですと、料理を運ぶ手間が省ける分、これらの要素を解消できるメリットがあるわけです。

　もちろん、料理を選ぶという楽しみを取り入れるのを残したい、というのは重要ですし、それは自分自身まだ持っているわけですが。今後はバイキングだけでなく、コースメニューもなかなか悪くはない、と思わせてくれた一日でした。

　なお、値段に関してですが、1階のガーデンキッチンかるめらと同じ3003円。絶対的な量を求めるならば少ないかもしれません。しかし、ここは「朝食会の会場」と考えてみるとほぼ同程度の内容かもしれません。

セルリアンタワー東急ホテル
〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1
TEL.03-3476-3000 / FAX.03-3476-3001
日本料理「金田中　草」
TEL 03-3476-3420

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