品川・グランドプリンスホテル新高輪の朝食(マルモラーダ)

2013年3月13日

 しばらく更新が滞ってしまいました。久々の記事です。

 以前グランドプリンスホテル高輪に訪れたことがございましたら今回は新高輪です。訪れたのはレストラン マルモラーダ。

 「だいたい同じなんじゃないの?」と思われるかもしれませんがさにあらず。両者の特徴はかなり違っております。

グランドプリンスホテル新高輪 レストラン マルモラーダ 朝食 品川 グランドプリンスホテル新高輪 レストラン マルモラーダ 朝食 品川 朝ごはん

(左)皿が中華風の模様。

(右)和食メニュー。

 まず入って一番に特徴的だったのが、

 外国語

 基本的に都内のホテルは外国人客が多い、とりわけこれまで訪れた朝食の中の中堅レベル(プリンスホテル系列、京王プラザホテル等)だとツアー客というのを多く見かけます。

 こうなりますと日本語だけでは論外。英語はもちろん、ツアー客の国の言語というのも必須となってきますね。

 基本的に多いのは中国。従業員も中国語の話せる(というより日本語の話せる中国人)を常駐させております。名札をつけておりましたので対応する相手が誰かがすぐにわかる状態です。

 加えて朝食のメニューも日本語と英語のみならず、中国語、ハングル語も併記。余談ですがフレンチトーストだと英語表記は「french toast」、中国語だと「法国土司」となります。

 あとはアレルギー表示。これは日本語だけでなく、同じく英語、中国語、ハングル語を併記しているのは素晴らしいサービスではないでしょうか。アレルギー反応を気にしているというお客様は日本人にいるのは当然として、同じく外国人客に同様の方がいらっしゃるのも前提条件として考えなければいけない問題ですので。

 外国人のツアー客が多いケースというのはいくつか見受けられますがここまで来ますともう、メインに近い形での受け入れというレベルに達しているのかもしれません。

 実際に日本語よりも外国語の方がよく聞こえてきました。もちろん中国語だけでなく、それ以外の言語もかなり聞こえてきました。国際度という意味ではかなり高い印象がありました。

 基本的には和洋両方備えた朝食です。中華メニューというのは存在しておりませんでしたが、ここまで中国人客が多いのであれば中華粥、あるいはその具材とかは用意してもよかったのかもしれません。ちなみに朝食代は2500円。予算の枠内としては用意できない内容でもないでしょう。(*中華粥のメニューは外資系ホテルを中心にいくつかのホテルで見受けられます)

 海外旅行ですと基本的にはその土地のものを食べるようにしたいものですが、なかなか口に合わないというケースも珍しくありません。基本的にホテルの食事ですとその点無難にまとまっておりますので問題なく食べられる。しかしそれでも尚、洋食がダメ、という人も中にはいたりします(特に中高年層)

 中国から日本にくるお客様の中にもそういった方、以外に多いのではないでしょうか?基本的には宿泊客の中の割合として、かなり高い割合をツアー客で占めるというのであれば、こういったちょっとしたサービスを入れてみてもいいのではないかと。