六本木 リッツカールトン東京の朝食(モダンフレンチ・フォーティーファイブ)
3連休、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
あのリッツカールトンに行ってまいりました。
泊まったのかよっ!
という突っ込みはもちろんなしにしてくださいね。
このブログのとおりですが、あくまで朝食です。
とはいえ高いです。なにせ4345円ですから。
でも考えてみれば特急乗るより安いですけどね。
というわけで気になるレポートです。
まず天下の東京ミッドタウン。ここに限ったことではないのですが、朝の時間帯、通常入るべきところから入ることができない通路がございまして、朝9時からとか10時からとか、そのために道に迷うことがしばしばです。
もしもあなたが方向音痴だとお嘆きならば、その原因はこういった通路閉鎖が原因かもしれませんので要注意です。
前置きはこのくらいにしてレポートに入ります。
1階から45階までエレベーターに乗りますとレストランがあります。
一応、朝食バイキングが目当てなので他にも多分レストランがあるんでしょうけど基本的には選考の対象外です。
そして無事案内されますと・・・人はほとんどいませんでした。
天下のリッツカールトンを半貸切状態でした。オォォォォォォォーーーーーー
4345円、確かに高いです。でも、居酒屋で一回飲みに行くのを我慢しましょう。
さすれば天下のリッツカールトンが早朝、あなたのものに・・・!?
ちなみにここは洋食オンリーです。
以前、渋谷エクセルホテル東急でも洋食オンリーのホテルの朝食をご紹介させていただきましたが、ここで二軒目ですね。
和食党の方はあまりお勧めしません。
・・・と、いいたいところですがちょっと補足説明を。
本場のバイキングというのをご存じでしょうか?
スウェーデンにおけるスモーガスボードという、料理を大皿に取り、それを各自皿にとる。日本では帝国ホテルが最初に取り入れたといわれています。
リッツカールトンはスウェーデンのホテルではないのですが、メニューそのものはスモーガスボードっぽいところが特徴です。
赤坂にストックホルムという料理店がありまして、昼と夜のバイキングなのですが、ここがいわゆる本場のバイキング、いや、スモーガスボードの店なのですが代表的なのがニシンの酢漬け、スモークサーモン、そして様々なチーズ。
洋食は肉料理中心のように思えますが北欧の寒い地域は魚中心で、割と日本人にとっても楽しめる内容だったりします。
惜しむらくはメインディッシュがパンなんですね。まあヨーロッパなのだから当たり前ですが。
ここは日本なのだからご飯と味噌汁さえあれば寿司屋みたく・・・
と考えていたのは自分だけでしょうか?
話がそれてしまいましたがリッツカールトンも同様、これまでのホテルの洋食とはやや一線を画したメニューであることが特徴です。
すなわち、大半のホテルの洋食がアメリカンブレックファースト的であるのに対し、どういうわけかここはスウェーディッシュブレックファースト(そんなのあるんでしょうかね?)ともいうべき内容です。
*もちろん基本的なソーセージやハム、ベーコンといったその他モロモロのメニューはございます。一応、念のため。
ちなみに用意されていたメニューはニシンの燻製にスモークサーモン(しかもバジル系と2種類)そしてソースが2種類。個人的にこのソースは使いたくないです。
ワサビ醤油を使いたい。
おそらく自分のような人間は世界で通用しないでしょう。一生島国で暮らしてろって感じですよね。
ジャム系が多いのって北欧系の特徴だと思いませんか?たかだか魚2種類ごときで、って思うかもしれませんけどそういうところからも何かそれっぽい雰囲気を感じるんですよね。
極めつけはパンの種類が多いこと多いこと。
パンの種類がある程度多い場所は他にもありましたが、とにかくつくりが凝っていて、かつ多様に揃えているという意味では群を抜いています。
ある意味ここはヘタなパン屋さんより上かもしれませんね。
チョコデニッシュにナッツのクロワッサンにブルーベリーデニッシュに砂糖をまぶしたデニッシュと、4個完食。
レポ目的で食わせていただきましたがさすがにこれはこたえました・・・(全種類完食は無理です)
他にもノーマルなクロワッサンにグランベリーのクロサッサンにあとシフォンケーキ等々、計17種類ございました。
食べ残しはいけませんが、せっかくですから無理な食事は慎んでくださいね。あくまでもお気に入りを厳選された上で召し上がってくださいますように。本来なら2個、頑張っても3個が限度ですね。
薄々感づかれた方も多いと思いますが、このホテルの朝食は極めて女性向けです。
別に男性はダメ、とはいいませんが、先述のパンの種類もさることながら、基本的にここの真骨頂は何といってもホテルのサービスにありますので。
とにかくホテルのサービスが徹底しております。
基本的にホテルのサービスというのはどこも非常に質が高く、一般人たる我々が訪れてみると、想像だにしない丁寧な、かつ手際の良さにしばしば驚かされることが珍しくありませんが、やはりここは別格ともいうべき場所ですね。
さらにうれしいのはやはり空いているため、そのサービスを半ば独占できるという点です。
ある意味これは朝の特権ともいうべきものです。
というのは、おそらくはメインを夜に設定しているはずですので。当たり前ですがディナーであれば酒もふるまわれますし、特別なイベントとして利用される方も多く、また、個人に特別な料理も提供されますので単価が桁違いです。
当然収益力も高く、また、集客力も高いでしょう。
では朝はどうでしょうか?
正直に申し上げますと、朝は一番力を入れていないはずです。
とはいえ、全く手抜きというとそうではございません。我々からすれば十分すぎるほどの内容ですから。
そこが狙い目なわけです。
超一流のサービスがこの値段で、かつ自分達が独占に近い状態で手に入ると思えばある意味お買い得ともいえるのではないでしょうか。
ちなみに最も混雑していた時間帯は9時前後でしたが、それでもさしたる混雑は感じられず、ゆとりある時間を過ごすことができました。
高いのは事実ですが、ちょっと出費を我慢して、特別な日になら利用してもいいのではないか、そんな気分にさせてくれた一日でした。
リッツカールトン東京(モダンフレンチ フォーティーファイブ)
都営大江戸線: 8番出口
直結東京メトロ日比谷線: 4a出口側から地下通路を経由し、
8番出口
→いずれも六本木駅より直結
東京メトロ千代田線乃木坂駅: 3番出口より徒歩約3 分
執筆者 ひが光司
このサイトの管理人。神奈川で行政書士をしております。
「名刺・自己紹介なし」ホテルで朝食会を10年、100回以上開催。メディアにも多数紹介されました。キュレーションサイト 登録者、執筆者も現在、募集中です。
web: https://www.w-plusweb.net/
Blog: https://ameblo.jp/hotelmo/
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません