東京ホテルカフェ日記(ハイアットリージェンシー東京 カフェ)

2013年2月27日

 タイトルに特段深い意味はないです。先週の朝食会で参加者の方からホテルのレストランの割引券を頂きましたので。使わなきゃ損、ということで急遽行って参りました。

 本当は朝食を訪れるつもりだったのですが二度寝のため予定を変更し、仕事の合間をぬって夕方の時間に訪問です。

新宿 ハイアットリージェンシー東京 カフェ ケーキセット 都庁前 ハイアットリージェンシー東京 カフェ ケーキセット

 気になるお値段はといいますと、コーヒー900円

 ケーキは何と驚きの1200円です。

 セットメニューで1800円。サービス料込で計1980円なり。

 2000円未満の朝食バイキングというのはいくつか訪れましたし、ランチバイキングであれば2000円というのは(ホテル以外であれば)結構良い場所があります。

 それと、マクドナルドのコーヒーが一体何杯・・この言葉が頭をよぎります。

 しかし考えてもみてください。

(単純にコーヒーのみ900円と考えて)良質なコーヒーを何杯もおかわりできる。これだけでまず140円のコーヒーとは差があります。

 そしてホテルという場所代を考えますとやはり多少の場所代は支払うべきでしょう。

 たしかに一般のコーヒーチェーン店からすると500円を超える値段は「高い」と思える値段です。

 そういった感覚の中で900円という値段ですとこれはもう高いというレベルではない。

 しかし、やはりこれも朝食と感覚は同様です。

・一番安い場所は多くの人が利用しており、希少価値も話題性もない。しかし敢えて一番高い場所を訪れた場合、それだけで希少価値であり、話題性を持つことになる。

 例えば今日マクドナルドでコーヒーを飲んだとか、あるいはタリーズだとかスターバックスだとか、ちょっと値段が高くなってルノアールだとか、そういったことをいちいちブログにアップしたりはしません。なぜかというと、別に興味を持って見てくれるような人はおそらくいないからです。

 ではホテルはどうでしょうか?

 単に値段が高いだけではない。コーヒーだけではなく。ホテル名に調度品、あるいはサービスといったもの全てがネタになる。

 ホテルのコーヒーというのは数ある喫茶店の中でも(コーヒーの質はともかく)値段の価格設定はトップクラスです。

 しかし払えない価格ではない。日常生活の、ちょっとした支出を抑えることで捻出可能な金額の範囲内です。その金額で非日常的な体験をする。それが多くの人に提供できる情報を産み出すわけです。ある意味非常に費用対効果の高い「投資」ともいえます。

 余談ですがそれともう一つ、基本的にホテルの飲食店というのは当たり外れが少ないのが特徴です。

 駅からちょっと不便なところに、口コミで広まった、後の「予約がとれないお店」というのを素人が探すのは限りなく困難です。

 確かにホテルですとそういった「幻のお店」に巡り合える確率はあまり高くはありません。

 しかし基本的なレベルが非常に高く、初心者から上級者まで満足できる内容なのが特徴です。

 看板だけでは判断しにくい、いわゆる「隠れた名店」というのは0点~100点のお店をくまなく探さなければならないのに対し、ホテルですと70点から90点程度がほとんどという中で、その中からお気に入りのお店を探すということになります。

 自分のように特別な情報網を持たず、かといってグルメ雑誌の情報をあまり信用しない。そして気まぐれに外食を利用する程度の人間にとってホテルの飲食店というのは非常に心強い味方なわけです。

 だいぶ話が逸れてしまいました。コーヒーとケーキのみの写真ですがいくつかのアングルから撮影した写真をアップしておきます。

都庁前 ハイアットリージェンシー東京 コーヒー ケーキセット

 コーヒーの写真をもう一枚。

都庁前 ハイアットリージェンシー東京 コーヒー カフェ 都庁前 ハイアットリージェンシー東京 いちご タルト カフェ

 ケーキの写真。書くのが遅くなりましたがいちごのタルトです。

 右の写真は蝋燭を背景にした一枚です。

都庁前 ハイアットリージェンシー東京 コーヒー カフェ

 ココの良さって実はこの蝋燭にあるのではないでしょうか。実は朝食で訪れてしまうとどうしてもこういった「薄暗さ」はマイナスポイントです。

 しかし夜訪れた場合、この薄暗さ」は良い雰囲気を醸し出すので好印象です。

西新宿 ハイアットリージェンシー東京 カフェ シャンデリア

 シャンデリアです。ココのテーブルのシャンデリアはワイングラスを逆さ吊りにしたような形状が特徴です。テーブルから直接真上にシャッターを向けてみました。

 ここハイアットリージェンシー東京のコーヒーやケーキの値段や品質がホテル全体の中でどれくらいの位置にあるか、ということは現在のところあまりよく調べておりませんので詳しい情報はお伝えできません。

 いずれ朝食会等で参加者の方から伺う機会があれば情報を仕入れてみるのも一つの方法なのかもしれません。(来年の朝食会のテーマになるか?)