女性と話すことが苦手な自分の話し方

2013年3月30日

 朝食会の構成は男性一人に女性複数。こういうパターンが多くなってきました。

 自分は基本的に女性との会話が苦手なので。同年代の親しい友人と趣味や下ネタで盛り上がりたいクチ。

 下手に盛り上げようと頑張ると、かえって相手をシラケさせてしまう。実は過去にもそういった心当りがありました。これはもしかしたら不愉快な思いをさせてしまったケースがあったかもしれません。

 そんな中、女性との会話で心掛けていることというのが一つあります。それは、

・その場に存在しない相手に対して話しかけること。

 感覚で言うと、司会者が視聴者に対して話しかける、あるいは同意を求めるような感覚です。

 女性はゲスト・主役みたいな感じです。

 TVのトーク番組を見ていると、視聴者は司会者に対して多くの会話を望みません。むろんゲストも。

 司会者に求められるのは、ゲストと視聴者の「橋渡し役」。そしてゲストに対して行うべき行為は、視聴者の目線を意識させること。

 TV番組であればゲストも視聴者が見えてますから、司会者に目を向けさせられるとそれを意識します。これをホテルに置き換えた場合、こちらがフロア全体を意識して眺める。これによってゲストとしての意識をさせることができます。

 サービスのいいホテルならば従業員の機敏な動きであったり、あるいは間断なくコーヒーや紅茶が注がれることに満足されるかもしれません。

 実はサービスが今一つ、というホテル、これまでいくつかあったのですが、もしかしたらこちらのアイコンタクトがもしかしたら不十分であったこと、これが結果としてそうさせてしまった。相手方にもそういう印象を与えてしまったかもしれません。これは結構反省すべき点です。

 もしかしたら、頻繁に従業員とアイコンタクトがとれていれば・・・今後の課題の一つなのかもしれません。

 参加者が複数の場合も一緒です。

 例えばトーク番組にグループでゲストとして出演された場合をイメージされればわかりやすいと思います。

 視聴者が望んでいるのは、実はゲスト同士が楽しそうに会話をしている光景だったりする。ここで司会者が持論を展開したりしたらこれは間違いなくNGです。

 朝食会も一緒です。女性が話すのが苦手だからといって、何も臆することはないわけです。女性の会話は女性に任せればいい。自分はフロア全体と、その会話をのんびり眺めていればいい。快適な会話の環境を提供しているだけでいいのです。

 一番重要なのは、ゲストと視聴者が楽しめることなので。(視聴者とは、朝食会でいう、「その場に存在しない相手」)

 あまり難しいことをしようと考えてはいけない。方向性をちょっと変えるだけです。