目黒雅叙園の朝食ビュッフェ(西洋料理 クラブラウンジ)
多少時間がズレてしまいますがお盆休み、土曜日もホテルの朝食巡りに出かけておりました。
初めて訪れる方は分かりずらいと思いますのでちょっと確認。
JR目黒駅西口から看板の矢印に従い、最初の交差点に差し掛かります。すると中央にある、尖ったガラスのピラミッド状の建物があります。
これが今回の目的地、目黒雅叙園ですのでこれを目印にして向かいましょう。
結婚式場として有名な目黒雅叙園ですが、一応、宿泊施設もあり、朝食バイキングもございます。
宿泊費は高価な部類に入りますが、朝食代は2400円と比較的宿泊代と比較するとお買い得な部類に入るでしょう。
そもそも日本のホテル、とりわけ高級ホテルというのは必ずしも宿泊客だけで稼いでいるわけではないんですね。(宿泊に特化しているビジネスホテルは宿泊客が主となりますが)
レストランだったり、バーであったり、中でも収入源として大きく貢献しているのが結婚式をはじめとした各種イベントだったりします。政治家のパーティーもそうでしょうし、あるいは著名人の講演会や記念パーティー等、こういった社交界的な催しが宿泊客以上にホテルに「お金を落とす」わけです。
と話が逸れてしまいましたが、この目黒雅叙園というのは結婚式が主、宿泊がおまけ、といわんばかりにそういう目的を前面に出している施設なわけです。
館内の1階にある絵。
(右)左の絵を横から見た一枚。立体感があります。
こんな感じで連作となっております。
余談ですがこの目黒雅叙園。宿泊施設があるにはあるものの、部屋数があまり多くありません。
ツアー客が訪れるようなこともなく、個人での宿泊客もいない。朝はかなり殺風景です。
だがそれがいい。
朝食のためだけに訪れる身としては・・・なぜなら混雑する心配がないので。
オムレツがシェフオーダーでしたが、目玉焼きとスクランブルエッグ、そしてソーセージとハムもサイドメニューとしてオーダー扱い。これは初めての経験でした。
パンは5種類。ワッフルと、それに高知県産の米をつかったお米のクロワッサンというのが独特でしたね。これはなかなかイケます。
個人的に気に入ったのがアイスクリーム。アイスクリーム屋さんのあの体験が自分でできるのはちょっとうれしかったですね。これは横浜ロイヤルパークホテル以来の感動です。
ヨーグルトは専用のグラスに盛り付けてありました。これは高級感がありましたね。あと、水は専用のグラスに注いでくれるのも高級感があって好感度が高いです。
おひたしにふろふき大根、それにアサリの味噌汁、と地味ですが和食がしっかりしていましたね。やはり結婚式場らしき器や雰囲気を重視した感じと、そしてデザート類の充実から、どちらかというと女性向けな感じが致しました。
レストランのある1階は滝が流れ、フロア全体が水で包まれたようなレイアウトになっているので、とりわけ夏は清涼感があっておすすめです。
バーのような雰囲気のレストランですがあまり暗い雰囲気は感じませんでした。一般に朝食は採光スペースがしっかり確保できている場所がお勧めなのですが、こちらは全体的に明るさが確保できているので特に問題ないでしょう。
無事朝食を終え、ロビーに戻ると人の気が・・・結婚式のイベントやら式場の宣伝やらが活動を始め(まあ午前10時を過ぎてましたので)
ロビーもやや落ち着きといいますか活気といいますか、いつもどおりの賑わいを見せ始め、フツー(?)の結婚式場へ。ちょうどツアー客とはち合わせ、やはりお盆休みの時期なのだと実感する一日でした。(*昼から建物見学ツアーはあるようです)
それにしても急坂ですね。これはさすがにいただけない。徒歩3分といっても帰りの上り坂はこたえました・・・
執筆者 ひが光司
このサイトの管理人。神奈川で行政書士をしております。
「名刺・自己紹介なし」ホテルで朝食会を10年、100回以上開催。メディアにも多数紹介されました。キュレーションサイト 登録者、執筆者も現在、募集中です。
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