朝食会の初参加者、経験の少ない参加者だけが持っている「強み」とは?
水天宮前 ロイヤルパークホテルの朝食です。第63回朝食会より。
初めて参加された方からよく聞かれる質問があります。
何軒くらい(ホテルの朝食を)訪れましたか?
途中からはあまり数えていないのですが、大体150軒以上は訪れました。
これを伝えますと、基本的には、
・やはりすごいですね~
という反応が返ってきます。
こういう風に書いてしまいますと、
・なんだ、結局自慢話かよ?
・じゃあ私は何を言っても無駄ですね。
と思われるかもしれません。
とりわけ初参加者の方、あるいはこういった場所を訪れた経験のない、あるいは経験の少ない方にとってはいきなり「150回以上も訪れた経験がある」などと言われると「自分が何も知らないことをバカにされるんじゃないのか」と不安になるかもしれません。
しかし実際はそうではないです。むしろそういった方はそういった方なりの「強み」というものがあります。
何かといいますと、
率直な感想
です。
多くの場所を訪れますとどうしても、
・ココの料理が美味しかった
・ココのサービスが良かった
・この場所よりもあの場所の方が良い
といったように、何かと比較する傾向になります。
もちろん、経験や知識、情報といったものが蓄積されるのは悪いことではありません。
しかしそれよりももっと重要なこと。
やはりこういった場所に来て良かった。
考えてみれば朝食代に、安くても2000円以上、高ければ4000円以上出す。やはり非日常的な体験であることに変わりはありません。
ついつい、値段以上の質やサービスを求めて口うるさくなってしまう。
あるいは「何でも知っている自分」をアピールしようとつい、話し方が「勇み足」になってしまう。
そんな中、
素直に感動する、
昨日ブラック企業居酒屋チェーンに行かず、その金を今日のホテルの朝食に回したかいがあった~
実は当たり前にできることのようであって、そうでなかったりします。
自分自身、このブログを書き始めた頃は何もかもが「初体験」でした。訪れるホテルも。オムレツをシェフにオーダーすることも。そして朝食会の開催自体も。
こういった「初めての体験」「新鮮な体験」を率直に語る。これは参加経験のない人、あるいは少ない人が偏見のない状態で参加するからこそできる。いわゆる「強み」なわけです。
ついつい、
・自分はこういった場所にふさわしくないのでは?
・自分だけ話題についていけなかったらどうしよう?
と気後れしてしまう、あるいはプレッシャーに感じるというのはあるかもしれません。
しかし実際は必ずしもそうではありません。
繰り返し申し上げます。
素直に感動する、
これは非常に大きな「強み」です。
必ずしも特別な実績、あるいは経験があるだけが全てではないです。
むしろ何もない方がよいこともあります。
経験の豊富な人。豊富でない人。お互いがお互いの視点で朝食を楽しむ。
これも朝食会の楽しみの一つなのかもしれません。
執筆者 ひが光司
このサイトの管理人。神奈川で行政書士をしております。
「名刺・自己紹介なし」ホテルで朝食会を10年、100回以上開催。メディアにも多数紹介されました。キュレーションサイト 登録者、執筆者も現在、募集中です。
web: https://www.w-plusweb.net/
Blog: https://ameblo.jp/hotelmo/
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