国交相は「GoTo延長したい」

 赤羽国交大臣は13日午前の会見で、来年1月末までとしている「GoToトラベル」の期間を2月以降、さらに延長する考えを明らかにしました。

「地方の経済の状況を見ますと、(GoToを)延長したいというふうに思っています」(赤羽一嘉国交相)

冬にかけて感染の拡大が懸念されることについては、「国民はそうしたことを賢明に判断しながら利用していると思う」としています。(13日11:16)

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bae9d4b17ac4d301114a26b7ed8d387565eb1027

経済が優先か、それとも…

GoToトラベルの継続を優先する理由は何といっても経済、即ち「お金を回すこと」です。

自粛要請、さらには「強制的に」外出を規制することで、新型コロナウイルスが沈静化できる可能性はあります。しかし、それがいつになるのか、あるいはどの程度の制限で可能になるのかは今のところ、分かっていません。

それよりもむしろ、経済が回らなくなることによる、困窮によるダメージの方が大きい。最悪の場合、自ら命を絶ってしまった場合はコロナ以上の「惨禍」になりかねないからです。

規制の方法を詳細に検討すべきでは?

新型コロナウイルスで、特に危険な方は「免疫力の弱い」方です。

・高齢者
・持病がある人

例えば糖尿病を患っている方は免疫力が極端に低下しています。力士の勝武子(三段目・高田川部屋)さんが28歳の若さで亡くなられたのは記憶に新しいところです。

むろん、持病がなくても亡くなる方はいらっしゃいますし、高齢で持病を患っている方でも亡くならない方はいらっしゃいます。しかし、やはり「免疫力が低い人」は警戒をすべきでしょう。だとすれば、

・GoToの対象となる人を年齢で区切る
・持病の有無で対象を分ける

他にも方法はあると思いますが、何らかの方法で人の移動を制限する方法は必要といえるのではないでしょうか?

“三密空間”が発生しやすい場所は?

このブログはホテルの朝食について書いているのですが、基本的にホテルというのは三密空間が発生しにくい場所です。以前は外国人観光客が多く、混雑していた朝食バイキングですが、現在は非常に空いています。

一方、小規模な飲食店の場合、収益性を上げるために店内が混雑してします。また、居酒屋の場合、お酒を飲むことで免疫力を低下させてしまう。その結果、新型コロナウイルスに罹患するリスクが高まるといえるでしょう。

同じGoToでも、新型コロナウイルスのリスクが高い場所と、比較的低い場所は存在します。これはもっと詳細に区分けしてもよいのではないでしょうか?