ホテルの朝食だけ食べたい方へ。オススメの場所は?

ホテルの朝食だけ食べたい方へ

私自身、ホテルの朝食だけを食べるために訪れる習慣を始めて10年以上となります。その間、多くのホテルを訪れました。

数年前から、ホテルの朝食がメディアで特集されることも多くなりました、とりわけ北海道や沖縄の朝食は全国的にも非常に質の高い朝食として知られるようになっております。

実は、朝食だけ食べにホテルを訪れるというのは、多くのメリットがあります。そのメリットについてお伝えしていこうと思います。

ホテルの朝食だけ食べるメリットは?

基本的にはコスパの良さではないでしょうか?

ホテルに宿泊する場合、それほど高級でなくとも1万円以上するケースは珍しくありません。これに対し、朝食は最も高くても5000円程度です(ちなみに、最初にホテルの朝食を訪れた2007年はさらに安く、最も高い場所でも4500円以下でした)。

むろん、これは最も高い値段ですので、いわゆる高級ホテルであってもこれより安い値段で朝食が楽しめるケースが多く存在します。

なお、基本的にはバイキング(ビュッフェ)形式が多いものの、それ以外のケースも多くあります。例えば和食のお店の場合、朝は「和定食」という場合が多いようです。



値段は居酒屋の予算でOK

ホテルの朝ごはんにある程度のクオリティを望むのであれば、予算としては3000程度必要といったところでしょうか。

「朝食代に3000円なんて高い!」とおっしゃる方も少なくないかもしれません。しかし、この値段は「居酒屋とほぼ同じ」です。

また、朝早く起きてホテルの朝食だけ食べに行くと決めた場合、夜は居酒屋でお酒をたくさん飲むという方は少ないでしょう。したがって、

「居酒屋にお金をかけなくなる」
「お酒を飲む量が減る」

ということになります。実際、トータルで食費の支出はむしろ少なくなる傾向となります。

カジュアルな服装でOK

ホテルの朝食は、基本的に非常にカジュアルです。これは宿泊客等が多いため、彼等の多くは朝ご飯を終えた後、部屋に戻って着替える事を前提としている方も多いためでしょう。そのため、かなりラフな格好でも許容される。

高級ホテルはディナーの場合、ネクタイ着用等の服装規定が課せられることもあります。それを考えた場合、初めての方でも敷居が低く、訪れやすい場所といえます。



ホテルを訪れたことが経験になる

例えば、居酒屋。それも同じ居酒屋チェーンを何回訪れてもそれを「特別な体験」あるいは「貴重な情報」とするのは難しいのではないでしょうか?

理由は簡単で、「既に多くの人が知っているから」です。

では、ホテルはどうでしょうか?当然ですが、高級ホテルともなれば訪れる方は少ないでしょう。そしてそこで朝食だけを食べに訪れる方ともなると、更に少なくなります。

しかし、ここを訪れるメリットはもう一つあります。それは何かといいますと…

「宿泊者が気付かない点に多く気付ける」

宿泊者の場合、朝食にかける時間はそれほど多くありません。チェックアウトのため、準備に追われている方も多いでしょうから、実際に朝食にかける時間が少なくなってしまう方が多いのではないでしょうか。

一方、朝食だけ食べに来た場合、それに宿泊客以上の時間をかけて楽しむという方も珍しくありません。レストランの滞在時間が長くなるため、「実は宿泊者よりも詳しい情報を知っている」ということになりやすいのです。

この経験を話すことで、これからホテルを訪れようと思っている方の情報として伝えられることが出来ます。これは何を隠そう、ホテルを訪れた。それも朝ごはんだけを食べに訪れたという立派な実績ということになります。

宿泊の際、ホテルを選ぶポイントにも?

最近はインターネットでホテルを調べる際、朝食の充実度がホテルを選ぶポイントとして注目されております。

「今後、ホテルを訪れる際は朝食が美味しいここがオススメ」

この情報が宿泊の重要な決め手となった場合、ホテル側にとっても「あなたの情報」が求められてくるのではないでしょうか。