早起きが苦手な私が朝活の主催者になれた理由
早起きはしたいけれど…
「早起きしたい」
その理由は何でしょうか?
何となくカッコイイから?
ダラダラした生活を改善したいから?
成功者が早起きだと本に書いてあったから?
理由は様々だと思います。しかし多くの方が、
「どうも早起きが苦手で…」
かく言う私も早起きは得ではありません。というより、
すごく苦手
とはいえ、これまでホテルで朝食会を10年以上、100回以上開催してきました。当たり前ですが、ホテルの朝食を訪れるには朝、早起きしなければなりません。
現在は7時半~8時頃にスタートすることも多くなりましたが、以前は7時スタートが基本でした。
したがって、起きる時間は4:30~5:00くらい。朝食会を開催する場所にもよりますが、5:30だと基本、寝坊になってしまう状態です。
そんな状況で何故、100回以上の開催を続けられたのかといいますと…
毎日早起きしようとしない
多くの人が早起きを苦手だと感じている。
あるいは早起きをしようと決心してみたものの、短期間で挫折してしまう…
理由はいくつかあると思いますが、その原因は毎日続けようとするからではないでしょうか?
「今日は仕事で遅くなってしまった…」
「明日も早く起きないといけないのか…」
あるいは、
「早く布団に入ってもなかなか寝付けない」
結局、翌日もいつもどおり。あるいは寝坊してしまう…
このような状態になってしまいますと、
「ああ、結局自分は早起きが苦手なんだ」
「そもそも早起きしても辛いだけ」
このように考えてしまうわけです。
では、もし仮に、
「明日は早起きしなければならない」
「明後日は休み。そして寝坊してよい」
この場合、どうでしょうか?おそらく多くの方がこのように考えるのではないでしょうか?
「明日一日くらい、頑張ってみようか」
「明日一日頑張れば、翌日は休める」
早起きは「明日から」ではなく「今日まで」
ホテルの朝食会は毎日開催することはありません(当然ですが)。
基本的には月1回か2回くらい。場合によってはそれ以上の期間を置きます。
では、朝食会の開催日以外は何時に起きているかといいますと…
特に決まっていない。
早く起きる時もあれば、そうでもない。あるいは寝坊する時もあります。
しかし、とりあえず朝食会の開催日だけは…早起きします。
「最低でも月1回は早起きをする」
「月1回は早起き出来るので、もう一日くらい…」
基本的にはこんな感じです。それでも10年という期間になると、おそらく300日くらいは早起きしたのではないでしょうか。
「部活脳」が良い習慣作りを妨げている
学生時代、部活動を経験された方は多いかと思われます。
とりわけ運動部の場合、毎日練習することが前提な上に、土日も試合などでスケジュールを組まれることが多いのではないでしょうか?
「一日も休んだらダメ」
「サボった奴は二度と来るな」
つまり、スポーツの技術を向上させることよりも休まない。もっといってしまえば「教師や先輩に怒られない事」を優先し、かつそれが目的化するようになる。
頻繁に練習を休む事が良い事とは思いません。しかし無理をしたり、あるいは勉強そっちのけで「教師や先輩の為に」練習に参加することは果たして意味があるのでしょうか?
早起きの習慣も同様です。
「毎日早起きしなければならない」
「少しでも早い時間に起きないといけない」
目的はあくまで生活習慣の改善。あるいは「早朝の時間を活用して何かをしたい」というものではないでしょうか?
にもかかわらず、
「一日でも寝坊したらダメ」
「寝坊する奴は早起きなんかするな」
このように「勝手にハードルを上げて」早起きを続けようとした場合、当然ながら大半の方はすぐに挫折してしまいます。
「今月は2日早起きが出来た」
「毎日は無理だけど、8日間は出来そうだ」
「来月は10日早起きすることに挑戦しよう」
「過去の自己ベストは11日だ」
このくらいの感覚だ大丈夫なのです。もちろん、ホテルの朝食に訪れるのを目的として早起きの習慣を作ることは非常に素晴らしい事だと考えております。
二度寝常習犯から、ホテルの朝食をきっかけに「名刺・自己紹介なし」ホテル朝食会を10年、100回以上に渡って開催しております。その内容を記録したブログ「東京ホテル朝食日記」は大手週刊誌を始め、多くのメディアで紹介されました。
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