コートヤード・マリオット 銀座東武ホテルの朝食(カフェレストラン フィオーレ)

2013年3月7日

銀座のホテル

 何やらべらぼうな高級ホテルをイメージされるかもしれませんが・・・

 多くはビジネスホテルであり、高級ホテルは一部です。(帝国ホテル、ザ・ペニンシュラ東京等)

 また、銀座駅から直接、というよりはそこから一駅か二駅くらい離れた場所が最寄り駅だったりします。

 理由は様々あるのかもしれませんが・・・

・高層ビルが立てにくい(景観上の問題)

・大規模な施設を設置しづらい(土地の値段問題)

 その他利用者のニーズ等、他にも多々あるのでしょうが、いずれにせよ他の場所にあったような「東京の景色を一望」みたいな場所を朝のホテルで眺めるということはあまりないようです。

 ちょっと残念(?)に思えてしまったでしょうか。気を取り直して。

 記念すべき40軒目の訪問です。

 朝6時50分頃はほとんど人がおらず、横に一人か二人、外国人客がいた程度。銀座というのも結構外国人比率が高いです。

 テレビが備え付けられていたのですが、英語の放送みたいでした。ちなみにホテルで朝食をとりながらテレビを見るという発想はあまりありませんでした。

 家では当たり前のことですがホテルではありません。レイアウト上それほど広くないので、ある程度の人の目に行き渡るということと、やはり外国の方にとっての情報源として求められるということでしょうか。

 そういう意味ではビジネスホテル的な発想なのかもしれません。

 料理に関しては基本的に洋食メインです。和食はほとんどありません。それでもご飯を用意してくれているところはうれしいですね。

 それと、お箸を用意してくれているところも。

 洋食オンリーのバイキング等だと、頼めばお箸も持ってきていただけます。でも洋食オンリーのバイキングであってもご飯とお箸があると大変ありがたいです。

 ・・・たとえ味噌汁がなくても

 それと、サラダにツナがあるのはうれしいですね。これって実はあるようでないので。かなり外国人比率が高いケースで、そういうニーズがないと、サラダバーとして力を入れているケースでないとこれにはお目にかかれません。

 基本的にサラダの種類が豊富なんですよね。自家製ピクルスとかがありましたし。ピクルスといいますと某ファーストフードで出されるきゅうりのイメージしかありませんでしたがそれ以外にも野菜の漬物が数種類。

 西洋漬物事情というものがよくわかりますので、これは一度食べてみることをお勧めします。

 やはり銀座という土地柄、外国人の方々の健康指向もかなり高いということでしょうか。

 食事の量を減らせよ、と突っ込みたくなるのですが、それはまあ良いとして、お手頃な予算でサラダ中心の朝食バイキングを取りたい方にはお勧めの場所といえるでしょう。

 あと、やはり銀座の中心から近い場所(徒歩5分)で朝を過ごすという充実感はよいものです。高層階で爽快な気分を味わうのもよいですが、たまにはこういった「隠れ家」的な雰囲気で静かに朝を過ごすのもよいものです。こういう余裕を感じられるのも銀座という街の醍醐味ですね。