ホテルのバー飲み会がノンアルコール中心の理由

ホテルで開催しているのは朝食会だけではありません。実はバー飲み会も結構開催しておりまして、これまでに30回くらい開催しております。

何故ノンアルコール中心なのか?

お酒が苦手な人に参加してほしい

上記の写真、全てノンアルコールです。

バー飲み会、というとアルコールのイメージが強いかもしれません。そして、お酒が苦手な人には何となく心理的なハードルが高い。そして参加しにくい……。

しかし、そのために「居心地が悪そう」「行くべきではない」。あるいは「自分が行ってもしょうがない」と思うのではなく、むしろそういった方こそ参加してほしいと思っています。

目的は「お酒を飲むこと」だけではない

居酒屋、あるいはバーに行く場合、目的は「お酒を飲むこと」なのかもしれません。

一方、ホテルのバーはといいますと、

・ホテルの雰囲気を楽しむ
・高層階の場合、夜景を楽しむ
・高そうな調度品に囲まれ、非日常的な雰囲気を味わう

ノンアルコールでも楽しめることが結構あります。むしろ、こういった「お酒以外の楽しみ」を積極的に味わってほしいですね。

ホテルのバーを利用するメリットとは?

ボッタくられる確率は0です。

会計の際、実際は有り得ないような高額な金額を請求する、いわゆる「ぼったくりバー」というのが存在します。

しかし、ホテルの場合、そういった可能性は0です。そして万が一そのようなことがあった場合、ホテル側に苦情を入れることも可能です。したがって、そういったお店はそもそも営業が出来ません(当たり前といえば当たり前かもしれませんが……)。

トイレが快適

いわゆる「隠れ家」的なバーですと、小さな雑居ビルにある場合も珍しくありません。そのため階段が狭く、非常に歩きづらかったりする。また収益効率を上げるため、狭いスペースに押し込まれるようなケースが少なくありません。そして当然ですが、トイレは狭かったりします。

それに対し、ホテルのトイレは基本的に「広い」です。これは単にトイレのスペースが広いというだけでなく、トイレの数が多い。これはバー以外にも他のお店。そして宿泊客の利用を前提としているため、基本的にトイレの数は多いのが理由だといえるでしょう。

また、トイレに行くまでの通路も基本的に「広い」です。理由は前述のとおり「バーの客以外の、多くの人が行き交う」のを前提としているからです。

「ハッピーアワー」を利用するメリットは?

ホテルのバーは通常のバーより高いです。そんな方には「ハッピーアワー」の利用がおすすめです。概ね18:00~20:00くらいまで。早い時間に訪れると、通常の半額程度の値段で提供されているケースも少なくありません。

値段もそうですが、このように「限られた時間」を利用することで、

サッと入ってサッと出る

居酒屋のように、ダラダラとお酒を飲むのではなく、1杯、多くても2杯くらいでサッと切り上げる。これにより、短時間でメリハリのきいた楽しみ方で出来るようになります。

ホテルのバーですと、1杯あたり1000円、高いと2000円くらいします。しかし、居酒屋で「安いお酒」を何杯も飲んだ場合、どうでしょうか?実は思ったよりも値段がかかっていたりします。

基本的には「雰囲気を楽しむ」「短時間で気分をリフレッシュする」のが目的です。そのため、この値段は必ずしも「極端に高いわけではない」。少なくとも私はそう思っています。

「お気に入りの店」を見つけてほしい

行きつけのホテルのバーを知っている

これって、ちょっとカッコイイですよね(笑)。

それだけではありません、

・少ないお金でも楽しめる
・短時間で楽しめる

そして、

お酒の好きな人も、苦手な人も一緒に楽しめる

やはりこれが一番ではないでしょうか。

・お酒が苦手な人と一緒の時はノンアルコールで。
・お酒が好きな人と一緒の時はアルコールで。

さらに、

お酒が好きだけど、休肝日の人と一緒の時はノンアルコールで。

どんな人と一緒でも楽しむことが出来る。何故なら目的はお酒を飲むこと「だけじゃない」からです。

これが「敢えて」ホテルのバーを利用する理由。そして楽しみ方だといえるでしょう。